デュエマ第十九回:暴走龍は社畜!?【デアリグルメ墓地ソース】
随分と久しぶりですね…
弥生は忙しいから…仕方ない。
15時間労働の連続は流石にきついでしょうよ…。
では、本編に入ります。今回のキーカードはこちら。
何回目ですか、この娘。
このブログのデュエマ回の顔と言っても過言ではないですね。
今回はこのカードを最も現実的にかつ環境に対抗できるデッキを持ってきた。
環境に、ということはガチ寄りの構築なのは間違いなさそうですね。
だいたい想像はついたのですが、やはりこう来ましたかー。
通称【グルメ墓地ソース】ですね。ギガンのフシギバースを最大限に活かすことができます。
知らない人のために、動かし方を説明していく。
序盤
このデッキは序盤が非常に大事。ここでつまずくと負けに直結する。
このカードを序盤にどれだけ唱えられるかが鍵。
デッキ自体が呪文のみの設計図以外コスト7以上のため、大体の確率で3枚手札が増えることになりますね。
ツインパクトの設計図も回収できるのが優秀ですよね。
サブ初動としてこのカードたちも入ってる。
『終焉の開闢』はコスト3と初動としては遅めですが、貴重な墓地肥し兼墓地回収ができますね。
『ツインパクトマップ』では1ターン目からツインパクト版設計図を持って来られる可能性がありますね。まぁツインパクトが少なめなこのデッキでは回収できないこともまぁまぁありますが。
どちらも初動以外の仕事があるから悪くないと思う。とにかく、序盤は手札を増やすことに全力を注ぐ。
中盤
手札が増えてきたら、このカードの出番。
手札かマナから選んだカードを召喚後に墓地に送ることを条件に、選んだ数だけコスト軽減ができるカードですね。
コストを1にするには7枚ものカードを墓地送りにしないといけないという通常なら重すぎる軽減条件を、墓地肥しに利用するわけですね〜。
なお、墓地に送るカードの枚数に上限はないため、8枚以上のカードを選択することもできる。ただ、コストは1より小さくならない点には注意。
必要以上にカードを墓地に送る理由は普段ならありませんが、このデッキの場合は墓地のクリーチャーの枚数が非常に大事ですから、手札が枯渇しようとマナが減ろうとお構いなしですね。
そしてこのクリーチャーを着地させる。
墓地のクリーチャーが11枚以上なら1コストで出てくるやべぇやつじゃないですかー!?
パワー5000以下のクリーチャーの召喚とサイキック・クリーチャーの着地を許さない巨大クリーチャーですね。デッキによってはこのカードで詰みかねない性能をしていますが…
このカードはあくまでコンボパーツの一つ。
5000GTがコンボパーツになる時代が恐ろしいです。
そうですね…昔はこのクリーチャーを出すための構築もよくみられたらしいのですが…
このカードをコストにして、フシギバース系統のクリーチャーを早期に踏み倒す。
cipを完封する『ブラキオ龍樹』、手札を刈り取り攻撃制限をかける『大樹王 ギガンディダノス』、マナからクリーチャーを召喚したりこつこつ手札を刈り取ったりする『ドマンモ龍樹』…どれも出たら勝負が決まりかねない性能をしています…
特に相性が良いのがドマンモですね。フシギバースのコストとしてマナに送った5000GTを再び召喚できます。
5000GTが着地した時点でメタクリーチャーはぶっ飛んでいるから、着地自体は難しくないのもこのデッキの魅力。
どれも召喚扱いのためオニカマスやテスタは貫通、5000GTは手札から出すのでとこしえも貫通ですね。
残りはミクセルやセガーレですかね。ミクセルに関しては出す行為は許されるのでグルメで墓地をこやして5000GTで突破できます。まぁ手札消費が激しいですが、そこはプレイングで賄えそうな部分ですね。
残りはセガーレだけれど、置換効果になるためグルメは召喚されずマナに行く。召喚されていないため選択したカードは墓地へは行かない。
セガーレ自体はマナへ行ってしまうので実質これで突破ですね。グルメ自体が自然単色のため、2枚目のグルメがあればそのまま召喚へつなげることができます。
メタがそこまで効かないのがこのデッキの強さの一つですね〜。
終盤
このデッキはあくまで中速デッキ。ブラキオやギガンが1体や2体出たからといって焦ってはダメ。
焦ってシールドを割って、S・トリガー呪文で突破されることもありますからね。呪文に対しての耐性は一切ないですし。
だからといって、ギガンちゃんやブラキオを複数立てるのはどうかと思うんですけどー!?
1体がやられてももう一体いれば問題ない、という考え。まぁそれでも防御面は不安が残る。
ブラキオによるcipの完封、ギガンによる攻撃制限、そして5000GTの低コストクリーチャーの召喚制限…十分なように見えて結構抜け道がありますからね。
スパーク系呪文でタップされてしまうとクリーチャーへの攻撃は許してしまうため、アタックトリガーへの耐性が消えてしまう点や、呪文そのもので突破されてしまうことも。案外詰めるのが難しいデッキだったりする。
まぁ、ギガンを超えられないデッキだった場合は詰みなんですけどね…
何が起こるかわからないのがデュエルマスターズ。できる限りのケアは大事。
そういって、相手を痛ぶり続けるのもよくないのでほどほどに…
受け
防御札としては、この2枚を採用してる。
ここに関しては結構選択肢があったはずですが…どうしてこの2枚なんでしょうか。
赤単速攻を見ての採用。特にスパイナーは受け以外の仕事がないけれど、速攻相手には刺さるし、ディスペクター相手だとEXライフごと潰せる魅力がある。
最大9000のマイナスですから、大抵のクリーチャーは沈められますしね。受けとは違いますが、パワーマイナスといえば、このカードの存在も大きそうですね。
このクリーチャーも墓地のクリーチャー1体につきコストが1減るため、1コストで出てきますね。かつ墓地のクリーチャー1枚につき相手クリーチャー1体のパワーを1000マイナスする能力があるのでディスペクターに対して非常に強力です。
どちらかというとカウンターに向いている性能。出した後はドマンモのフシギバースのコストにしてマナに置いておくことで、再度cipを使用できる。
でも、この2枚では巨大クリーチャーには対抗できませんね。
このデッキの大きな弱点の一つ。早期に大型クリーチャーを出して速攻してくるデッキにはそのまま押し切られる可能性が高い。黒藤さんの作ったデッキに前はボコられたし。
と、時神様…一体どんなデッキを作ったんでしょうか…
総合的に考えると、簡単なように見えて扱いが難しいデッキなんですね…
そんなわけで、私の【グルメ墓地ソース】でした。質問ある方。
えっと、この2枚がなんとなく気になりますね。
ウラギリダムスは5枚目の5000GTとしての運用。闇文明のため、終盤では5000GTより扱いやすい代わりに必要な墓地の枚数が5000GTより1多いかつcipを使う場面が少ない。
確かに、墓地の枚数が大事なデッキなのに、墓地を減らす効果になっていますからね。フシギバースのコストにすれば一気にマナ加速ができますが、そのメリットはこのデッキでは少なめですし。
クロスファイアに関しては、赤マナ確保兼アタッカー確保要員。
そうですね、5000GTを召喚するのに必要な火文明が6枚しかないので、墓地ソースとの相性の良いこのカードは大事そうです。
なお、マナに送ってもドマンモの効果でマナからのG・0も可能。案外便利。
マナからノーコストで飛んでくるパワーアタッカー100万…恐ろしや。
最後の火文明は上振れ枠なのであまり期待はしていない。ただの赤マナとして運用することもある。
でしょうけれど、突然現れるW・ブレイカーのS・Aは相手からしたら悪夢ですよ。なんかドローしますし、そのままポイすれば墓地も増えますし。
カード画像を出さないのはなんでですか?
私が赤単でひどい目を見たから、あまり見たくない。
そ、そうですか…
ちなみに、使用スリーブはこちら。
白くて腹黒い方の空母ですね!
空母系は大食いキャラとして描かれることが多いですから、そういうことでしょうか。
ギガンは絶対腹黒いと思う。
そ、そうですか…